イケメン学園~恋の行方~

「なぁ、どうして俺を避ける?」


「それは・・・・「気まずいとか思ってるだろ?」


その通り。

だけど、

そんなこと、言葉に出せなかった。



「朱里は、どう思ってるか知らないけど、俺は気にしてねぇから。俺は、友達のままでいたいって思う。」



潤・・・・・



潤の傍にいると、

やっぱり胸が苦しい。
好きって心が叫んでるから。


「あと、ありがとな。」


え?


「朱里が俺に気持ち、素直に伝えてくれたから、俺は・・・・優那への気持ち忘れられた。」



忘れられたんだ。
よかったね。


涙が零れ落ちそうになった。











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