イケメン学園~恋の行方~
「おばちゃん、コロッケ2つ。」
ここは、俺が留学する前に寮の奴らには秘密で通ってた商店街。
そして、ここのコロッケ屋の常連客だった。
「おや、光くん!久しぶりだね~。」
「あぁ。久しぶり。」
「彼女まで、連れて~!大きくなったねぇ~!」
「彼女じゃねぇし。ただの後輩。」
おばちゃんは、おまけして、フランクフルトを2本くれた。
久しぶりだな、ほんと。
この感覚。
あのときが一番楽しかったかもしれねぇな。
「ほら、食え。」
俺は、コロッケとフランクフルトを渡した。
あの女は、ビックリしながらも、おいしそうに食べている。
「ありがとうございます、光先輩。」
「ん。」
まぁ、たまには・・・・な。