イケメン学園~恋の行方~
「優那ちゃんに気持ち伝えなくていいの?」
「・・・・優那ちゃんを困らせたくないから。でも・・・・。」
楓、
ほんとに優那ちゃんのこと好きなんだ。
「・・・・優那ちゃんが蒼空のこと嬉しそうに話してるのみると、平常心じゃいられなくなるんだ・・・・。」
私は
楓を抱きしめた。
だって
楓が私の前で涙を見せそうになったから。
楓の泣いてる姿なんて見たくないから。
「玲香・・・「どうして?どうして・・・・優那ちゃんなの?優那ちゃんじゃないとダメなの?」
「・・・・うん。」
楓はそう言って
私の腕の中から出た。
「玲香、ありがとう。もう大丈夫だから。・・・・今日のことは気にすんなよ!」
私は楓の部屋を出た。