イケメン学園~恋の行方~

トントンッ

またノックか。


どうぞと言うと入ってきたのは、


蒼空だった。



「なに?」


冷たい言い方になってしまった。


「聞きてぇことあるんですけど。」


蒼空の声も怖かった。



「優那のこと、どう思ってますか?」


やっぱり、その質問か。


空気的に分かった。



「・・・・可愛い後輩。」


俺は、おかしな人間だ。


優那ちゃんの困った顔を見たくなくて


蒼空にまで嘘をついた。




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