イケメン学園~恋の行方~
放課後、
あたしは一人で学級の仕事をしていた。
優那は蒼空くんとデートみたいだったし
二人の邪魔しちゃいけないかなって思って
優那に手伝ってもらうのは辞めた。
けど・・・・
ものすごく時間かかりそうだなぁ、これ。
あたしは黙々と作業を続けていた。
すると、そこに・・・・
「愛梨?」
「たっくん!!」
たっくんは部活が終わったみたいで
道具を置きにきたみたい。
「なにやってんの?」
「これね、担任から頼まれて。」
「優那は??」
「デートに行った。」
「あいつら、まぢでラブラブだもんな。」
やっぱり、たっくんから見てても分かるんだ・・・・。
なんか羨ましいなぁ、優那が。
「手伝う。」
「大丈夫だよ?あとちょっとだし。」
「あとちょっとなら、二人でやったほうが早く終わるっしょ?」
たっくんは
手際よく作業を進めていった。