イケメン学園~恋の行方~
仲直りしたと思いきや、
愛梨がまたモヤモヤし始めた。
「賢吾先輩、あたしがたっくんに抱きしめられたとこ見てましたよね?・・・・それでもあたしのこと好きですか?軽い女だって思いませんでしたか??」
はぁ・・・
愛梨ってほんとに馬鹿だよな。
俺は耳元でそっと呟いた。
「好きだ。」
愛梨は急激に顔が赤くなった。
可愛い・・・・。
「まぁ、あの男にはまぢムカついたけどな。」
つい、口からその言葉が出てしまった。
「それって・・・・ヤキモチですか?」
そういうこと普通、聞くかな・・・・・・。