私と俺と争奪戦

「―――で、話って何?」

掃除が終わり、二人きりの教室。
夕日が差し込み、いかにもロマンチックな雰囲気。

でも今はそんなこと考えている場合じゃない。


「実はね……神谷くんの事が好きなの!!」

まずは告白。
イケメンを目の前にして緊張しないかと言われたら緊張はする。

しかし中身が48歳のおっさんなので微妙。

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