いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
じゃあ、悪いのはお父さんじゃない?

なんでお兄ちゃんがあんな目に合うの?

なんでお父さんはお兄ちゃんに
あんなこと言えたの?


信じられない・・・

信じられないよ!!


お父さんにとってお兄ちゃんは
都合のいい操り人形でしかないんだ。


私たちは所詮、お父さんのロボットなんだ!!


「ううっ・・・」


悔しかった。


良いように使われて、嫌なことは押し付けられて、
その上酷い目にまで合ってるお兄ちゃんを思うと、
悔しくて仕方なかった。



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