いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

ごめんね、勝彦・・・


あなたの気持ちは本当にうれしい、
こんな私のことをこんなにも想ってくれて、
本当にうれしいよ。


私は幸せ者だ、こんな素敵な人に
愛されてるなんて・・・


でも、だからこそ私じゃダメだと思う。
勝彦はもっと素敵な人と、
普通の幸せを手に入れるべきだよ。


あなたはやさし過ぎる、
自分のことより他人のことを想い過ぎる。


でもそんなんじゃダメ、自分が幸せになれないよ？
あなたは幸せになるべき人なんだよ。


私なんかと関わっていちゃダメなんだよ・・・


楓花は感じ取った、これ以上関わると、
勝彦は絶対に私たちの為に何かをしようとすると。