いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
お兄ちゃんの部屋にあの女が・・・


最低!!


私は布団をギュッと握りしめた。


「はははっ」


「フフフッ」


聞えて来る二人の笑い声。


楽しそうなお兄ちゃんの笑い声・・・


「はははっ」


もう・・・嫌・・・


「はははっ」


もう嫌っ!!


私は頭から布団を被り潜り込んだ。


< 59 / 309 >

この作品をシェア

pagetop