いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・
「そんなに首を回したら痛めるで?」


「えっ!?」


グキッ。


「ああっ・・・いっ・・・」


楓花は首を捻り、痛みで前屈みになった。


「ほらぁ~言わんこっちゃない。」


「えっ・・・!?」


声が近い?


楓花は痛めた首を必死に回しながら声のする方を見た。


「ま、桝田さん・・・」


「大丈夫!?」


そこには心配そうに楓花の顔を覗き込んむ
桝田さんが立っていた。


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