一人睨めっこ
『ふあぁ〜……』
駿兄が大きな欠伸をした。
「そういえばさぁ、寝る場所どうすんの?」
『ん〜優兄は兄ちゃんの部屋でいいし、真琴も俺の部屋でいいだろ?』
「ああ」
それでいいのだが……問題は、
『私は?』
葛西だ。
『俺の母さんのベッドでいいか?』
淳は言った。
『優様と一緒じゃ駄目?』
『俺!!?』
優兄が驚いて言った。
「男と女が一緒に寝るのはいくら何でも……な?」
『何よ、また変な想像してるの?』
葛西が嫌そうな顔をして言った。
「ちっ、違う!!」
俺は咄嗟に否定した。
「お、俺はだな……葛西の事を心配してっ」
『なーんか真琴君って、過保護なパパみたいだねぇ』
駿兄の一言で、周りは一瞬沈黙した。
『過保護なパパ……』
『発情期の……』
『発情期のパパ……』
『…………』
「そんな目で見るなぁ!!」
何か俺……この家来てから振り回されっぱなし。
駿兄が大きな欠伸をした。
「そういえばさぁ、寝る場所どうすんの?」
『ん〜優兄は兄ちゃんの部屋でいいし、真琴も俺の部屋でいいだろ?』
「ああ」
それでいいのだが……問題は、
『私は?』
葛西だ。
『俺の母さんのベッドでいいか?』
淳は言った。
『優様と一緒じゃ駄目?』
『俺!!?』
優兄が驚いて言った。
「男と女が一緒に寝るのはいくら何でも……な?」
『何よ、また変な想像してるの?』
葛西が嫌そうな顔をして言った。
「ちっ、違う!!」
俺は咄嗟に否定した。
「お、俺はだな……葛西の事を心配してっ」
『なーんか真琴君って、過保護なパパみたいだねぇ』
駿兄の一言で、周りは一瞬沈黙した。
『過保護なパパ……』
『発情期の……』
『発情期のパパ……』
『…………』
「そんな目で見るなぁ!!」
何か俺……この家来てから振り回されっぱなし。