解けない方程式なんて作らないで(仮)
「テスト返却するから名前順に取りに来て」


数学が返ってくる…今回マヂで出来なかったんだよね。


ってかマヂこのおっさん無理なんだけど…


おっさんってゆーのは学年主任。


今まで2年間松神先生だったから余計にヤバい。


やば…そんなこと考えたら次ぢゃん…


「はい」


点数見たくないなぁ…でも見るしかないよね。


「えっ…はぁ!?」


「どした??」


急に大声だしたから颯真が話しかけてきた。


「いや…点数が衝撃過ぎて」


「何?100?」


「なわけないぢゃん!!学年末より27点も下がってる」


「マヂ?お前どんだけ出来なくなってんだよ」


それ言わないでよ…


「ところで颯真は何点なの?」


「俺?…教えなーい」


なんだそれ!?まぁ聞いてもあんまよくないのは想像つくからいいけど


「ぢゃあ俺の見せるからお前のも見せてよ」


「…いいよ」


…48って…颯真半分まであと2点…おしいな


「はぁ!?お前これで悪いって言ったら前どんだけ良かったんだよ!27点上ってことだから…って頭いーんだな」


「よくないし!颯真が悪いだけぢゃん!!」


「周りが頭いいだけで俺はバカぢゃない!!」


よく言えるなそんなこと


それにしちゃあこの点数はショックだな


次頑張ろうっと

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