解けない方程式なんて作らないで(仮)
中間も終わって次は期末に向けて頑張る時期。


期末が終わったら修学旅行だし。


「遊美!お前ちょっと来い」


なんか知んないけど昼休み永太先生に呼ばれた。


ついてくと職員室?って思ったらまた歩き出して・・・


2相?


2相とは第2相談室のこと。


「入って」


なんか最後に入ったの1年のときだな・・・って思ってると


「そこ座って」


なんだこのデカい椅子は?


「何で呼ばれたかわかる?」


「わかんないっす」


「ちょっと考えてみ?」


トヵ言ってずーっと喋ってんの疲れた・・・質問うけてばっかだし、永太先生もよくそんなにネタがあるよなぁ。


「そういえば個人ノートにも書いてあったけど何が66点なの?」


個人ノートとは担任と生徒のやりとりのノートで時間割と今日の気分を書くみたいな?それに先生がコメントするってゆーやつで3年になってあるクラスとないクラスがあるけど。


「すーがく」


「93点だったんだっけ?そっから66点かぁ・・・」


それ言うなや。


「もう5無理ー」


「5だったの!?それで66点はなぁ・・・」


どんだけ66点言いたいんだよ!!言わんでいいし!!


「先生変わっちゃったからっすよー」


多分これも原因だと思うし。


「前誰だったの??」


「松神先生」


「松神先生かぁーでも勉強したんでしょ?」


「まぁそれなりに」


「次目標何点なの??」


「さー・・・」


そういえば目標点数は考えてなかったな。


「さーぢゃなくってさっ!!ってか返事遅っ(笑)もっと速く!!」


「とりま80点は取れるよーにする」


「はい」


って何で永太先生に数学の目標点数言わなきゃいけないんだ?担任だから?


その後もずーっと昼休み終わるまで喋ってたし。


まぁ楽しかったときもあったからいっか。


案外おもろいし(笑)





< 27 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop