解けない方程式なんて作らないで(仮)
「ぢゃー終了!!」


テスト終わったー


って言っても確認テスト的な感じで1問5点の20問で100点満点のテストで永太先生が丸付け中なんやけど...


「なんだこれ(笑)」


なんか珍回答がメッチャあるらしく、さっきから爆笑されまくり。


「えーっと丸は…3つ!ってことは、15点…っておい!!」


イッテッ、叩かなくたっていーやん。


ってかマヂで?ほぼ埋めたハズなんやけど。


「お前なぁ…これはない!!3つ合ってたのが逆に凄いにしか思えない!!」


「んなこと言われても…あははー」


「あはは、ぢゃねーよ。お前これ直しやってこいよ?教科書トヵ見てもいいからさ、どうしてもわかんない問題あったら飛ばしていーから」


「はぁ…わかりました」


「ぢゃあ今日は終わり!!それ早めにやってこいよ?」


早めって言われると明日までな気がする。


『ぢゃあ帰りますかっ!』


「ですね」


先生たちも帰るんだ。


まぁ一緒に帰らなきゃいけないんだけど。


『あっ、もしよろしければ永太先生も送りましょうか?』


「ぢゃあ今日はせっかくなんで御言葉に甘えてお願いします」


マヂで?永太先生も一緒に帰るんかーい。


まぁ家がそれなりに近いらしいし。


「行くぞ」


先生に押されてついてくことに。


…この時は全然眠くなかったんだけどな。





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