解けない方程式なんて作らないで(仮)
「なんかさ...いつのまにかたくさん買っちゃったね(汗)」


「うん...」


気づけば両手にショプバだらけ。


なんかつい買い物に夢中になっちゃって買いすぎちゃったぁ。


「でもまぁ余計な物を買ったつもりはないからいっか!!」


「…だよね!!」


あははははー...


「でもさ、どうやって持って帰る?今日ちゃりだし」


「そーいえば帰りのこと忘れてた(汗)」


あっ、とりあえずメールしなきゃ


【とりま買い物は終わりましたぁー!!】


送信


「そっけなっ!!」


「見てたんかいっ!!」


ビックリしたぁ…


ってかそっけないも何も恋人ぢゃないんやから...


なんて考えてると…


~♪


℡だ


この着信音はまさか…


やっぱり先生だ。


「ちょっと℡でるね」


「うん!」


優愛にそう伝え℡に出る。


「はい」


『遊美?俺だけどさ今まだラポレ?』


俺だけどって…俺俺詐欺かよ(笑)


「そうだけど?」


『俺迎えに行った方がいい?』


「なんで?」


『俺の勘だとなんかそんな雰囲気漂ってそうな気がしたから』


雰囲気って…ってたしかに困ってますけど!!


「んでわかったの?」


『さぁ?まぁとりあえず困ってんだろ?だからあと30分ぐらいしたらそっち向かうから着いたら℡する』


「わかったお願いします」


『ぢゃあな』


ブチッ


ちょ…切り方にも問題が…


まぁとりあえず迎えに来てくれるってゆーし


「優愛っ先生が迎えに来てくれるって!!」


「やった!!さすが遊美の彼氏!!」


「彼氏ちゃうわ(笑)」


でもほんと、彼氏みたい。


迎えに行くとか…キャー


妄想広がりそうだからやめとこ。






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