隣に君がいるから


悠磨は部屋からは出ず、私から少し離れた場所で背を向けて話している。




私はボーッと悠磨を見た。



……中学生とは思えない大人っぽさ。


綺麗な黒髪は何か手入れされているんだろうか。


身長は何センチだろう。

私よりも高いってことは、確かだ。




……学校ではモテるんだろうなぁ。



そう思った瞬間、胸がズキンと痛んだ。




『……?』






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