私のひ・み・つ❤
「まぁ、そんな事あるわけないか~って薫!?」
「ごめん美鈴、今日は・・・・・もう帰るね!!バイバイ!!」
「薫っ!!」
後ろから心配する美鈴の声が聞こえた。
でも、今は振り向きたくない。
振り向いたら優と優の隣にいた女の子の事を見てしまうから・・・・・・。
私は走って家に帰った。
それから部屋に閉じこもりベットに倒れこんだ。
すると涙が溢れ出てきた。
「・・・うぅ・・・ヒック・・ヒック・・・・・」
苦しい、苦しいよぉ・・・優。
溢れ出てくる涙は私の気持ちを表しているようだ。
・・・・私こんなに優の事好きなんだぁ・・・・・。
どうせならこのまま自分の気持ちに嘘をつき続けてればよかったのかも・・・・・。
そうしたらこんな気持ちにはならなかったのにな・・・・・・・・。
♪~♪~♪~♪~♪~
すると着メロが鳴った。
美鈴からだった。
でも今は返信する気にはなれなかった。