私のひ・み・つ❤
「な、なんでもないよ!!ほ、ほらもうすぐ学校見えてくるよ!!学校まで競争しようっ!!」
「はぁ~!?お前は小学生か!!てか・・・・・それより・・」
「ほら、行くよ~!!」
「あ、おい!!待てよ!!」
嫌だ~!!
今は小学生って言われてもどうでもいい。
それより早く優から逃げなくては!!
そんな事を思いながらもなんとか逃げ切って学校の正門に着いた。
「はぁはぁ・・・・・・」
つ、疲れた~。
久しぶりに走ったかも~。
後ろを見て優がいるかどうか確認した。
あれっ??優・・・・・いない??
て事は私、逃げ切れた??
すると後ろから誰かに抱きしめられた。
「うげっ!!」
「ふっ、変な声出してんじゃねぇ~よ」
ええっ~!?もしかして優!?
は、早くない!?
てか、逃げ切れてなかったぁ・・・・・・。