私のひ・み・つ❤
☆ドSとドM?
「薫~お昼透達と食べよ!!」
「えっ??あ、うん」
美鈴にそう言われて席から立った。
その時、違うクラスの子が私の前にやって来た。
「ねぇねぇ、薫ちゃん!!サインちょうだい!!」
「えっ!?」
「あ、ずるい~!!私も!!」
それを聞いたクラスメイトの人達も私のところに集まった。
なんでこうなるの~!?
これじゃぁ優達とお昼食べれないよぉ~!!
美鈴を見ると誰かに電話しているみたい。
電話してないで助けてよ~!!
するといきなり誰かに腕を引っ張られた。
「ひゃぁっ!!」
「おい、大丈夫か??」
そこには心配そうな顔をしている優がいた。
美鈴や翠川君も。
そうか、美鈴がさっき電話してたのって優だったんだ。
「あ、うん。大丈夫だよ!!」
「そうか・・・・・「キャーーーー!!優様よ~!!!」
優の登場によってさっきよりもたくさんの人が集まって来た。
「ちっ、うるせぇな・・・・・よし、逃げるぞ、薫!!」
そう言って私の腕を掴んで走り出した。