私のひ・み・つ❤
なるほど~何となく納得。
だって性格が優のお母さんにそっくりだもん。
抱きつかれた事とか。
「私、優兄の妹の田中麻美って言います!!中学2年生です!!」
「私はアイドルの薫だよ。本名は村上薫だよ。よろしくね、麻美ちゃん」
「キャー笑顔も素敵っ!!薫ちゃん可愛すぎるっ!!後でサイン下さいっ!!」
「あははは・・・・い、いいよ」
私は麻美ちゃんのテンションについていけず苦笑い。
「お待たせ~薫ちゃん。あら、麻美帰って来てたのね~」
「あ、お母さん。ただいま」
「おかえりなさい、麻美も私達とお茶する?」
「するするっ!!あ、優兄は混ざっちゃダメだからね!!女の子だけのお茶会なんだから」
「はぁ!?ふざけんなよ・・・・・・・俺の薫なのに・・・」
またまた、優の声が不機嫌になってる。
それに最後小さく私にしか聞こえないように“俺の薫なのに”って・・・・・。
その言葉に固まっていると不意打ちにキスされた。
「・・・・・っ/////」
「あ~優兄が薫ちゃんといちゃついてるっっ!!」
「あらあら~まあまあ~」
私達がキスしている事が麻美ちゃんにバレた。
それを見ていた優のお母さんはニヤニヤしていた。
隣の優を見ると満足そうに笑っていた。
もぉ~優のバカ~!!
こうして優の実家を後にした。