私のひ・み・つ❤
〈薫said〉
ーーーーバンッ!!
ビクッ!!
いきなり乱暴に開いたドア。
びっくりしてドアの方を見るとそこには息を切らしているタキシードを着た優の姿が。
「ゆ・・・うっ??」
優の名前を呼ぶと目が合った。
・・・・・かかかか、かっこよすぎるっ!!
タキシード似合いすぎっ!!
本当に高校生ですか~って思っちゃうほどに。
「・・・・・・っ//////」
優は私を見るなり少し顔が赤いっ?
そして固まってしまった。
なんで固まるのよ~。
どうせ似合ってないんでしょ~!!
いくら私がアイドルだからって服によって似合う、似合わないがあるもんね。
私の姿見てきもっ思ってるんでしょうね。
・・・・・・・むむムカつく、ムカつく、ムカつくっ!!
「あら~優君。どうしたの?そんな走って来て」
「あ、いえ・・・・・・別に」
「そうなの? それより優君、見て。薫可愛いでしょ~」
なぁ!!何聞いてるのよ~よっしーっ!!
優にそんな事聞いたってきもって思われてるんだから~!!
嫌だ~本人の口からそんな言葉聞きたくないって!!
私は怖くなって目を閉じた。