男子校におしのび



雲が一歩前に出て





「俺の事はどーでもいいだろ、いいかげん夏果を返せ。」





「いやじゃ。」






それ、関西弁じゃなくて、忍者だよ…





「ああ、もううるさい、雲もそこでしゃべればいいだろ‼」






「ええ、夏果のケチ。」





「…ほんまわるぅ思っとる。」






…話がかみ合わない…






「それで、美術の件どういう内容な訳?」







「それが、今度の体育祭に使うんだって‼」







「んで、僕はパスと発言したら、雲もパスって言ってきたんだ。」






「あっそ。俺には関係なくね?」
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