男子校におしのび




「じゃあ、俺たちは解散しよ。」





羽都は早く部屋に帰りたいらしい…









―部屋に戻ると




ダンボールが届いていた





中身を開けると




母親からの食料と寝巻き




と手紙







『夏果へ



夏果を置いて田舎に帰ります。渚と、南夢、菜乃は置いていきます
新しい仕事が見つかりました。
お父さんもついて行きますので。
たまには3人のところに帰ってあげてください
それと、あなたが通っている男子校はあなたの希望で違う学校に転校もできるようにしてくれました。
辛くなったらすぐに相談しなさい。
こんな、わがままでごめんなさいね。
すぐにお金を持ってきて貴方達子供を母親と父親の手で幸せにするから…


         那美子より。』










・・・まじで?
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