男子校におしのび




夏果は今にも泣きだしそうな顔をしていた。





「あたしたち怒ってないから。泣くな‼。」





「……わかった。ほんとにごめんね?」





何のことか僕にはさっぱりだけどな





「で、何?」





切り替え速いなこいつ。





「TV一緒に見よ。」







「それで、えっと、急いでたの?」






「うん。」





中に入っていく夏果一時夏果は部屋の整理をしていた。





「いい。TV見ている夏果がチャンスだからね。」





「分かったけどこれ何?」




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