男子校におしのび



「だから、夏果みたいな可愛い男いないって。」




「私可愛くないよ。」




ホントに普通にしている。


こいつら、部屋にいたんじゃないのかよ。



すっごい静かだったから部屋にいるかと思ったのに…




「で、今度からどうすんの?」





「う~ん。1回家に帰ろうかな。」





…え‼話に付いていけないんですけど…




「おい、夏果。青海と雲がアホづらになってるけど。」





夏果は僕たちを見て笑い始めた。




どんな顔してるか気になり雲を覗きこんだら。





ホントにアホづらになっていた




「あはは。ごめん、笑いが止まらない。羽都説明してよ。」





…複雑だな。









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