男子校におしのび





「俺かよ。ま、いいけど…
うんと、夏果の母ちゃん達が田舎に帰ったって。うんで、一時したら戻るけどその間弟と、妹が家にいるんだってさ、だから、たまには家に帰って面倒見てくれってさ。」









なるほどな。



雲は理解していないみたいだけど…



夏果の家はホントに大家族で兄弟がいっぱいいた。





「あ、でも、残ってるのは3人だよ
渚と南夢と、菜乃が残ってるみたい。」





「あ、渚君さ、僕の事嫌ってない?」





瞬間夏果の顔が痛い顔になった。



やっぱりか…





「ちょっと、渚にはいろいろあるんだよ。気にしないでくれると嬉しんだけど…」






ま、あんまり合わないから気にすることもないけど…



なんか、嫌われるのも嫌なんだよね僕






「こんど、皆で会いに行かない?」


< 162 / 193 >

この作品をシェア

pagetop