男子校におしのび
「俺かよ。ま、いいけど…
うんと、夏果の母ちゃん達が田舎に帰ったって。うんで、一時したら戻るけどその間弟と、妹が家にいるんだってさ、だから、たまには家に帰って面倒見てくれってさ。」
なるほどな。
雲は理解していないみたいだけど…
夏果の家はホントに大家族で兄弟がいっぱいいた。
「あ、でも、残ってるのは3人だよ
渚と南夢と、菜乃が残ってるみたい。」
「あ、渚君さ、僕の事嫌ってない?」
瞬間夏果の顔が痛い顔になった。
やっぱりか…
「ちょっと、渚にはいろいろあるんだよ。気にしないでくれると嬉しんだけど…」
ま、あんまり合わないから気にすることもないけど…
なんか、嫌われるのも嫌なんだよね僕
「こんど、皆で会いに行かない?」