男子校におしのび
「そうかな?雲の部屋はともかくとして、俺らは普通だぞ?」
羽都のKYな言葉…
雲はともかくとしては失礼だぞ
「私から見ても普通だった。あれは嘘うそ、1人除くけど…」
「さっきから聞いてるとさ、あたしのことすんごい悪く言ってない?」
「雲そのように聞こえてたのなら、部屋片づけてこい。」
雲は陽の言い方にムカついたのかそれから、小一時間ぐらいいじけていた。
「おい、雲いいかげん帰るぞ。」
雲はいじけたまま私の部屋から出ようとしなかった。
青海もなんか知らないけど動かない、謙喜も。
「どうしたの?」
「なんか、変な足音しない?」
…こわいんですけど…
「聞こえないけど…」