男子校におしのび
上に覆いかぶさってるに人が、私のTシャツをゆっくりと開けていくのはすぐに分かった。
きっと、私が女か確認しに来たのだろう。
毎朝30分かけてしてきている髪の毛はもうグシャグシャだ。
それよりも、恐怖心の方が強かった。
これでばれたらどうなる?
退学?
なかったとしても、寮にはもういけないだろう…
「夏果‼動いちゃだめだ‼。」
羽都の声は隣のベッドからだ。
私に目をかけているのは何だろう?
もう一度開ける。
次はちゃんと開いた
私を目で隠していたのは枕カバーだ。
暴れた時に取れたんだ。