男子校におしのび



上に覆いかぶさってるに人が、私のTシャツをゆっくりと開けていくのはすぐに分かった。




きっと、私が女か確認しに来たのだろう。




毎朝30分かけてしてきている髪の毛はもうグシャグシャだ。



それよりも、恐怖心の方が強かった。





これでばれたらどうなる?





退学?




なかったとしても、寮にはもういけないだろう…





「夏果‼動いちゃだめだ‼。」





羽都の声は隣のベッドからだ。



私に目をかけているのは何だろう?



もう一度開ける。





次はちゃんと開いた



私を目で隠していたのは枕カバーだ。





暴れた時に取れたんだ。





< 175 / 193 >

この作品をシェア

pagetop