銀盤少年
欠点を指摘し合う一樹と健太郎君。
二人を止めようとアワアワしている草太君。
放置しておきながら、チラチラと様子を伺うヒロ君。
皆仲良しが一番なのです。うへへっ。
「ねえ、優希ちゃん」
「ん? なーにヒロ君」
「野郎は無理って言ってたけど、極一部は解禁してるんでしょ?」
「……ッ!?」
悪戯な笑みを浮かべるヒロ君に、私は目を逸らすことしか出来なかったのでした。
(嗚呼見えて、優希は結構遊んでるからな)
(っ!?)
(すけこましなんですね!)
(草太君、どこで覚えたのその言葉?)