FLOWER
「近くにいるから、
別に捕まえる必要が
無いのよ。いつでも
見張れるからね。」
背筋が凍った。
姉貴にはまだ、
あの大量の花びらが届いたこと、
もちろんその花びらの意味なんて
話していない。
「もしもだけど、犯人が
警察さんの中にいたら、
片方さえ…。
つまり俊稀君さえ
行方不明にしちゃえば、
『護衛』って名目で
アンタを見張れるわ。」
別に捕まえる必要が
無いのよ。いつでも
見張れるからね。」
背筋が凍った。
姉貴にはまだ、
あの大量の花びらが届いたこと、
もちろんその花びらの意味なんて
話していない。
「もしもだけど、犯人が
警察さんの中にいたら、
片方さえ…。
つまり俊稀君さえ
行方不明にしちゃえば、
『護衛』って名目で
アンタを見張れるわ。」