FLOWER
「じ、じゃあ…。

 もしかしたら

 俺とアイツの立場は

 逆だったかもしれねェって

 ことかよ…‼⁉」



「まぁ、あたしの勘が

 当たっていたらの話だけど。

 でも、もし、

 アンタ達が

 あの傷害事件を見たとき

 携帯を使っていたのが…。

 携帯を落としていたのが

 アンタだったら、

 アンタと俊君の立場は

 今と完全に逆だった。

 …それは間違いないわ。」




自分の背中に

冷たい汗が流れているのが

自覚できた。








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