FLOWER
「あぁ、分かる分かる~。」



「適当に流すなよ!」




俺はそう言って

ほっぺを膨らませる。

…のはキャラじゃないから、

そんな気持ちを

オーラにして体から放つ。



それを分かっていながら、

コイツは俺を大声で笑う。



怒りたいんだけど、

コイツの笑顔は

憎むに憎めないスマイルだから

怒るに怒れないんだよなぁ…。






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