FLOWER
「引っかかる事?

 う~ん、引っかかる事…。

 私は特に…。

 そうだ、

 今の片枝君との会話、

 何かあったらと思って

 一応録音してあるのよ。

 ただの途中報告とはいえ

 あなた方なら

 何か思いつくこと、あるかも

 しれないわね。」




そう言うと悠真さんは

携帯の録音画面を開き、

再生ボタンを押した。









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