FLOWER
「そんなことは後で

 いくらでも話してあげるから、

 明斗君も

 何か考えてよ!

 私はもう

 何も思いつく

 気がしないから…。」



「あのぉ、コイツじゃなくて

 悪いんですけどぉ…。

 もし良かったらで

 いいんですけどぉ…。」




そう言い出したのは、

いつの間にか

俺達についてきていた

あの人だ。

わざわざ大学をサボってまで

ついてきたあの人だ。






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