FLOWER
「…逆探知、されたくなかった?」




そう言ったのは、

姉貴ではなく悠真さんだ。

姉貴は「多分。」と頷く。




さすがだ。

姉貴の推理は

モノの見方を180°

変えてしまう。



1つの仮説が生まれた。



片枝さんは

犯人の正体を知っている。

そして、

捜査を撹乱させるために、

偽の現状報告を

犯人に強要された。



片枝さんは

犯人の手に落ちた。








< 189 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop