FLOWER
「い゛やぁぁっ!

 どこに居んのよ‼‼⁉

 俊稀君も、片枝君も…。」




5分後、悠真さんの頭ん中

爆発。

煙が出てきそうだ。



俺の隣の人も、何か

プスプスと煙の出る音が

出てきているような気がする。




「俊稀…。」




俊稀の父さんと母さんの

顔から、

不安な様子が

伝わってくる。



悠真さんだって、

俺の両親だって、

姉貴だって、

俺だって同じだ。







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