FLOWER
「鍵、出来ました!」



「もう1度インターホン押して。

 それで、反応が無かったら

 鍵開けて。」



「はい!」




メガネをかけた

超頭良さそうな

女の警察さん。

ゆっくりと

インターホンを押した。



―――反応は無い。



「…開けて。」




ゆっくりと

鍵を鍵穴に突っ込み、

右に回す。






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