FLOWER
案の定存在した。

案外、入り口が

自分の真上に

あったりする。

こんなデカい家に

無いはずがないよな。





屋根裏部屋って。





もしここに

アイツがいてくれたら、

ドンドンニャーニャーの正体も

アイツが助けを呼ぶ声

だったんじゃないか…

と思う。



急いで上がってきた

あの恐えェ警察さんが、

高ェ身長を利用して

すげェ腕力使って

屋根裏部屋の扉を

ぐいんと開ける。



梯子が下りてきて、

その恐ェ警察さんを先頭に

だんだんと

それを上っていく。

俺のすぐ上は

悠真さん。

屋根裏部屋に到着してすぐ、

ぽつんと言葉を放った。








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