FLOWER
「んな訳無ェしっ!

 お前がそんなこと

 する奴じゃねェくらい

 分かってる…!」




俊稀は、無言だった。




「俊稀君。

 犯人は、あなたに

 何を要求したの?

 じゃないと、

 あなたがこんな

 明斗君を敵にするようなこと、

 やるはずが無いわ。」




悠真さんが、

なだめるように

俊稀に語りかけた。






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