FLOWER
「大手柄よ、明斗君…!」




悠真さんはそう言うと、

俊稀保護の連絡を

本部に入れた。

救急車はもう到着済。

悠真さんが、いち早く

呼んでいたのだ。



それに対して、

俊稀はあ然としていた。

口もぽっかんと

開いている。




「大丈夫か⁉」



「ぇ…?う、うん…。」




大きなケガは無いようだ。

安心した。



…そして、俺達は

完全に油断した。









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