FLOWER
「…明斗!」
個室に、小さいが
はっきりとした
声が響いた。
「大丈夫か‼⁉」
「うん、一応…へへっ。
やっと少し
しゃべれる様になったし。」
あの笑顔で
にこっと笑う
俊稀が今、目の前にいる。
一命をとりとめたんだ。
個室に、小さいが
はっきりとした
声が響いた。
「大丈夫か‼⁉」
「うん、一応…へへっ。
やっと少し
しゃべれる様になったし。」
あの笑顔で
にこっと笑う
俊稀が今、目の前にいる。
一命をとりとめたんだ。