FLOWER
俊稀を捕まえに

今からでも

学校を飛び出したい

気分なんだが、

警察の監視あるから

(俺を守るためだけど)

無理だし、

自棄になって

ノートに板書してやっている。





途中でふと、

警察とはまた違う視線を感じて

窓の外を見た。



…が、誰も居ない。





(気のせいか…。)





また自棄になった心を

復活させて、

鉛筆を動かし始めた。



が、やっぱり自分の体に

視線が刺さっているような…。







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