FLOWER
もう一度、今度はじっくりと

窓の外を見た。




誰も居ない。





(疲れてんのかな…。)




そう思ってふぅと息を吐き、

キャラじゃないけど

青空に浮かぶ雲でも見て

少し気持ちを落ち着かせようと、

だんだんと目線を

上にあげていった時だった。







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