ユウコさん(仮)の彼氏
ウソみたい!まさか両思いだったなんて…。夢なら一生醒めないで欲しい。
「マジ大好きなんだよねー。」
「あたしも大好きです!」
でも現実はそんなに甘いもんじゃなくて、カウンターについたあたしの両手をスルーし、スッとパックジュースに手を伸ばしたアナタは、ピッとバーコードをスキャンすると、ニコッと満面の笑みを浮かべた。
「……158円。ちょっぴり高めだけど、甘すぎないコレが一番なんだよねー。」
「へ?」
いや、まさか…それは…ないよ、ね?
「ホントもー大好き。」
いや、それだけはあっちゃダメ…だよ、ね?
「いちごみるく。」
「………」
「「「「あー…。」」」」
予感的中。
あまりにもベタなアナタのボケに、その場の空気は一気に残念なものになった。
「マジ大好きなんだよねー。」
「あたしも大好きです!」
でも現実はそんなに甘いもんじゃなくて、カウンターについたあたしの両手をスルーし、スッとパックジュースに手を伸ばしたアナタは、ピッとバーコードをスキャンすると、ニコッと満面の笑みを浮かべた。
「……158円。ちょっぴり高めだけど、甘すぎないコレが一番なんだよねー。」
「へ?」
いや、まさか…それは…ないよ、ね?
「ホントもー大好き。」
いや、それだけはあっちゃダメ…だよ、ね?
「いちごみるく。」
「………」
「「「「あー…。」」」」
予感的中。
あまりにもベタなアナタのボケに、その場の空気は一気に残念なものになった。