弾むボール~勇気を出して~
「……今日は、これくらいにするか」
もう、陽が傾いてきてる……テニスをしてたら、時間が経つのが早く感じるな。
「はーい……って、久遠君、片付けないの?」
「ああ、そのままにしといて。もう帰っていいから」
「え……うん、分かった」
少し戸惑いながらも、帰り支度をする川越。
それを見送ってから、俺はラケットを再び握った。
もう、陽が傾いてきてる……テニスをしてたら、時間が経つのが早く感じるな。
「はーい……って、久遠君、片付けないの?」
「ああ、そのままにしといて。もう帰っていいから」
「え……うん、分かった」
少し戸惑いながらも、帰り支度をする川越。
それを見送ってから、俺はラケットを再び握った。