君の隣は。



「床じゃなくて、こっち。」


私の手を掴むと、ぐいっと引っ張りあげてベッドに私を座らせた。


そして自分もその隣に腰を下ろす。


「ち、近くない?」


私絶対顔赤くなってる!


「これから話し合いするんだろ。近くなきゃできない。それに昔はこんなの当たり前だったじゃん。」


昔と今とじゃ違うんですーっっっ!!!


帰宅中に会話したことどほぐれていた緊張感が再び漂い始めた。


「・・・・・・なんで小湊行ったんだ?」


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