君の隣は。
あ、危ない!ペロッと告りそうになった!
私もう諦めたんじゃなかったのかよ!?
言い訳をさせてもらうと・・・
バスケの話してる時の日向の顔って、すごい楽しそうで、カッコイイんだもん!
なんていうか、目がキラキラしてくるの。
ふだんクールなのに無邪気になるのがたまらない!
もちろんいつでもカッコイイけど!
・・・ってなに力説してるんだ私は。
「具体的にどんな練習してるの?」
「え、えっとまず最初にコントロール力を上げるためにー・・・・・・」
不自然な沈黙が続かないように、とりあえずまたバスケの話題を振ってみたら日向はさっきの私の告白もどき(?)のことなんてすっかり忘れた様子でまた話をし始めた。
それはそれでまたなんか悔しいけど。
でもまあ、忘れてくれたんならよかった。