君の隣は。




「おまえなんか今日機嫌いいな。なんかあったか?」



公園での一時を終え、学校に行ってノートに落書きしていると声をかけられた。



本当は二度寝するつもりだったが、寝はじめるとそのまま起こされるまで寝てしまう気がしたからやめた。



「・・・・・・別に。」



「うそつけ。さっきから明らかにニヤついてんぞ。」



「・・・・・・」



「虹香ちゃん絡みだろ?」



「・・・・・・・・・」



なんでそんなに察しがいいんだ!?



「バレバレだから。」



・・・・・・俺は一生コイツと母親だけには勝てないような気がする。


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