【完】俺様生徒会長と契約恋愛。
残りの3週間は平和に過ごして平和に関係を終わりたい。
―――――でもそんなあたしの小さな願いが崩れ去る出来事がもうすぐ起こるなんて、この時のあたしにはまったくわからハズもなかった……。
―――――…
"きゃあああああー!!"
……んー!?なんだー!?
「おい夕莉。とっとと帰るぞ」
「えっ!?せっ生徒会長……!!」
なっなんで生徒会長がここにいるのー!!
「なにしてんだ。早くこい」
「えっ??あっ……はい」
いつもは生徒会室にこいと呼び出されるのに、今日は珍しく生徒会長があたしを迎えにきてくれた。